雨の日って嫌い



雨の日は君の困った顔が浮かぶから





君の気を引きたくて


君と一緒にいたくて




どしゃ降りの雨の中をたたずんでいた





本当は君の笑顔が見たいのに


困らせてばかりいた あの頃




ごめんね・・・


子供すぎて・・・





頭にそっとタオルを乗せてくれた君は


そのまま去っていった



君の背中を見送ることも出来なかった



もう いくらたたずんでいても


君が来ることはない





君がくれたタオルを抱いて



今日は眠るよ