僕の執事

って事は、執事と主の恋愛OKになってる可能性も無きにしも非ず状態だったりして…


「ねえ、高城ちゃんに聞けば?」


『執事の掟?』


「そう、一番最近じゃん?しかも大分優等生な気がすんだけど。」


『…確かに…』


あんまり細かい事は話してくんなかったけど、確かに葵の執事学校卒業は早すぎる。


『でも、俺は聞けない。』


「そっか…じゃあ俺がそれとなく聞いて見る。」


何かを察した恭平はそう言って、急に立ち上がった。のと同じタイミングで、ドアをノックする音がした。


『はい。』


開けられたドアから、お粥を持った葵が入ってきた。


「陸 お粥食べれそうですか?」


『ん、大分楽になったから』


「そうですか! あ、もう一人面会なさりたいという方が来ていらっしゃいますが、お呼びしてよろしいでしょうか?」


どこか楽しそうな葵に通すよう促すと、ドアが開いた。


『…騎馬!』


「お久しぶりです。」


なんていいながら、葵からお粥の乗ったおぼんを受け取ると、俺の方に近づいてきた。


「お友達ですか?」


突っ立ったまま固まる恭平を見て、騎馬が微笑みながら言った。