星に願いを



お風呂から上がって、出てみると女の人が群がっていた。


「何だろ?」


「さあ・・・あっ愛美見て!」


沙耶が指差した方を見る。


そこには。


女の人に捕まってる、響くんとたくの姿。


そして。


「・・っ!・・・・ゃ」


優輝に似たたくの笑顔。


「響ったら、信じらんない!」


沙耶は私の異変に気づいてない。


沙耶もすでにたくの素を知っているんだけど。


「響!拓哉くん!」