「何で?」 「いいから。」 「はいはい。」 それから4人でビーチボールしたり、砂でお城を作ったりした。 まだ海に入ってないから沙耶を誘って海に入ろうとしたら、大きな浮き輪を持ったたくに腕を掴まれた。 「たく、いきなり何?」 「いいから、着いてきて。」 沙耶たちから離れていく。 沙耶たちが見えなくなったところで、たくがピタッと止まった。