12月10日 私たちの運命の日。 私はいつも通り、お見舞いに行った。 「もうすぐクリスマスだね、何が欲しい?」 「まながくれるなら何でも。俺・・用意できなくてごめんな。」 「気にしないで。」 「まな、こっちきて。」 「うん。」 優輝にぎゅっと抱きしめられる。 「なあ、まな」