「適当に踊っただけ。」


踊るのを止め、ちょっと休憩。


2人とも庭に座り込んだ。


「そっか。たく王子様って感じだったかも。」


「かもってなんだよ。・・あれ?」


たくは立ち上がって、花の咲いてる方に歩き出した。


私もたくを追いかける。


たくがしゃがんだ。


「たく、どうしたの?」


「愛美、目瞑って」


「へ?」


「いいから、早く。」


「うん」


わけも分からす、私は目を閉じる。


ふわっ