VAMP/ROSE†two†

(レオンダメ!)

そんな声も今の俺には
届かない


ユリアを傷付ける奴は
例え弟だろうと
許さない。

命に代えても守るって
誓ったんだ。

バシッ
「っつ!」
ー…!!

「ユリア…?」

止めに入ったユリアを
殴ってしまった。

けれど…?

「ダメだよ?
守ってくれるのは
嬉しいけど、
もぉ十分だよ。
ほら、ね?」


ユリアが包んだ
俺の拳は赤く腫れ上がり
微かに血が滲んでいた。

「ごめん…」

そして何より
ユリアが
強く凛々しい
眼差しで見つめ…