ゆっくり歩いていた足はいつの間にか、早足に変わっていた。 この寒さのせいだ。 楓がずっと待ってたら。 風邪ひきそうなこの寒さが。 俺を微妙に焦らせてたんだ。 だから、俺はすっかりさっきまで悩んでたことを忘れていた。 公園につき、楓の姿を見つけた時、俺はいつものように駆け寄ったんだ。