君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「里穂」


「ん?」


「俺、どうしたらいい?」


「うん」


私もベットの端に腰を下ろす。


「私はね、修斗。どっちがいいなんて言ってあげられない」


「里穂」


修斗がゆっくり身体を起こす。


「だってこれは修斗の人生で、修斗が決めなきゃいけないことだと思うから」


「そうだよな」


また大の字になって修斗がベットに寝っ転ぶ。


「でもどっちを選んでも、私は修斗を応援するよ。私は修斗の一番の応援団長だもん」


「団長か。男みたいだな」


「うわっ」


急に修斗に手を引っ張られて、私もベットの上に寝転んでしまった。