君の隣~サッカーボールを追いかけて~

内容は、明日の放課後家に来てくれないかってこと。


「里穂さんもって書いてある」


「一緒に行ってくれるだろ?」


「うん」


ケータイを返すと、修斗はケータイをパタンと閉じ、制服のポケットにしまった。


「今日ね、いいこと考えたの」


「ん?」


「練習非公開にしたらどうかって。ビニールシートで、見えなくして」


「はは。それいいかもな」


修斗が苦笑いする。


「明日、何の話してくれるんだろうね」


「そうだな」


「いい話ならいいね」


「ああ」


握っていた手を、お互い少しだけ力を込めて握りなおした。