君の隣~サッカーボールを追いかけて~

ゆっくりと修斗がこっちに向き直る。


「手~」


「はいはい」


帰らないってことはうつっても文句言えないし、傍に居てくれるってことだと勝手に判断して、いつも以上にワガママで甘えたになってしまう。


「もう寝ろよ。辛いだろ?」


「うーん。話してたい」


そう答えると、修斗が少し困った顔をした。


「じゃあさ、里穂」


「ん?」


「今度の休み、どこ行きたい?」


「今度?」


「また部活が休みになったら、今日の代わりにな」


考えてみな?と言われて、ボーっとしてる頭を働かせる。


「んーとね・・・いっぱいあるよ」


「言ってみ?」