君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「なに?修斗の彼女?」


小林君が、私に目を向ける。


「一応」


「ひどっ」


そう言って頬を膨らませると、小林君が私を見て声を出して笑った。


「俺の彼女だし、サッカー部のマネージャー」


「かわいい彼女だな。小っこくて」


「私、小さくないもん。二人が大きいだけでしょ?」


「はいはい。で、何か話?」


修斗が小林君の方に、向き直る。


「あの、私部屋帰るね」


なんとなく二人の邪魔かなって思い、部屋に戻ろうとした。


「いいよ、すぐ終わるから。ごめんな、イチャイチャ中にお邪魔して」


イチャイチャって言葉に、思わず顔が赤くなる。


もちろん修斗も。