「久々、二人で怒られたな」


「うん」


怒られたことにボー然としながらも、なんだか可笑しくなって笑えてきた。


「まっ、今度から気をつけるか」


「そうだね。部活やめれないしね」


「だよな」


おやすみのあいさつをして、自分の家に戻った。


家に入ると、お父さんにも怒られた。


きっと、修斗の家でもおじさんが怒ってると思う。


でも怒られたのに、気分が沈まないのはなんでだろう?


きっと、今日がとってもいい日だったから。


幼いころの願い。


今の願い。


叶うといいな。


いつか修斗と、七夕の約束。