君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「笑うなよ。これ書くの、結構恥ずかしかったんだからな」


「うん。すっごく嬉しい」


コトンと、修斗の肩に頭を乗せた。


「叶うかな?二人の夢」


「当たり前だろ?特に最後のやつはな」


「うん」


「ほら、名前書けよ。名前が分かんないと、叶えてくれないぞ願い」


「そうだね」


最後に、二人の名前を入れる。


「飛ばすぞ。せーの」


二人で、風船の紐を離した。


「おー飛んだ」


風に乗った風船は、夜空に向かってぐんぐん飛んでいった。


「里穂」


「ん?」