うわー朝からすごもん見た~
なんか熱いよ。
「お前ら、いい加減にしろよ」
顔を真っ赤にしながら、翼部長がいつまでも騒いでる3年生に怒った。
そのまま、翼部長は自分の席に着いた。
沙穂先輩はというと、好きって言われて満足そうな表情してる。
「うらやましいな」
「えっ?」
「あっ、なんでもない」
思わず漏れてた言葉に、優実ちゃんが反応する。
不思議そうな顔をしている優実ちゃんに向かって、私は慌てて顔を横に振った。
正直、好きとかはっきり言えていいな、って思ってしまった。
私は、言えないから。
ため息が出そうになるのを、なんとか抑える。
「里穂」
なんか熱いよ。
「お前ら、いい加減にしろよ」
顔を真っ赤にしながら、翼部長がいつまでも騒いでる3年生に怒った。
そのまま、翼部長は自分の席に着いた。
沙穂先輩はというと、好きって言われて満足そうな表情してる。
「うらやましいな」
「えっ?」
「あっ、なんでもない」
思わず漏れてた言葉に、優実ちゃんが反応する。
不思議そうな顔をしている優実ちゃんに向かって、私は慌てて顔を横に振った。
正直、好きとかはっきり言えていいな、って思ってしまった。
私は、言えないから。
ため息が出そうになるのを、なんとか抑える。
「里穂」

