君の隣~サッカーボールを追いかけて~

今度は、私が顔を赤くする番だった。


「やっぱ、無意識か」


修斗がため息をついた。


「うーごめん」


「なんで謝んだよ」


「なんとなく」


「別に謝る必要ないけどさ、ちゃーんと意識して言葉は使った方がいいと思うけど?」


「うん」


「そんなに難しいことじゃないだろ?」


修斗が私の髪を、くしゃくしゃなでた。


「でも、言いたくなっちゃうもん。かっこいいも、大好きも。全部全部、修斗に」


「はぁ~お前はそーゆー奴だったよ」


「ん?うん。私は、そーゆー奴だよ?」


「意味わかってないのに、うなずくなバカ」


でこピンされた。