君の隣~サッカーボールを追いかけて~

それからしばらくたって、試合が開始された。


修斗は、ベンチスタート。


それでも、久しぶりに見る修斗のユニフォーム姿に、なんだか少しドキドキしてしまった。


審判のホイッスルで、試合が開始される。


「キャー!」


試合が開始されてすぐ、3年生の佐々木君がゴールを決めて、うちのチームが先制。


それから前半は1-0で終了、後半も1-0で、半分まで過ぎた。


「あっ、里穂先輩」


「ん?」


ノートを取っていた私は、優実ちゃんの声に顔を上げた。


「修斗・・・」


顔を上げた先には、修斗がピッチに立つために準備をしてた。


審判が、修斗と今出てる選手との交代を告げる。


修斗が交代する選手とハイタッチをして、ピッチに立った。


そんな修斗に、吉井君が近づく。