君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「先輩が仕事してるのに、手伝いますか?の一言もないんですよ」


「そっか。やっぱ注意しないといけないかな?」


「注意してくださいよ~これじゃあ、4人いるのに2人しか働いてませんって」


「だよね」


二人の姿を見て、またため息が漏れた。


「絵理ちゃん由未ちゃん、手伝って!」


「は~い」


おしゃべりしながら私の方に近づいてくる。


これは、優実ちゃんが怒るのも無理ないな。


結局この日は二人とも、すべての作業中おしゃべり三昧だった。


「里穂、帰るぞ」


「うん」


部活が終わって、修斗と帰る。


「修斗、面談終わった?」


「ああ。終わったけど」