「修斗のバカ」


「離さないし。ずっと」


自分の言った言葉に、顔を赤くしてる修斗。


私も同じように、赤くなっていた。


「ねえ、修斗」


「なに?」


「素敵な先輩たちだったね」


「ああ」


「私たちも、頑張ろうね」


「当たり前だろ」


先輩たちが卒業して、いよいよ私たちが最終学年に。


さあ、どんな未来が待っているんだろ?


部活に勉強に、それから恋。


きっと、未来は明るいよ。


キラキラ、きっと輝いてる。