君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「俺さっき覚えたからな。どんな問題でもどうぞ」


修斗が自信満々にそう言った。


「じゃあ、問題ね」


単語帳をめくる。


次々と問題を出してく。


そのほとんどを、修斗に答えられた。


「つまんない」


「はっ?何だよそれ」


「だって修斗、全部答えちゃうんだもん」


後ろに椅子を向けて、修斗の机に頭をのせた。


「俺だって、これくらい覚えてるっつーの」


「じゃあ、次世界史ね」


「今度は俺が問題出す」


「どうぞ」


こんな感じで、お互いに問題を出し合った。