君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「大っキライ」


「里穂」


「どうかしてたからキスした?頭がおかしくなってたから?ふざけないでよ!」


そんな理由で、キスしないでよ。


「好きじゃないのに、キスしないで」


「ごめん」


「無神経だよ」


私は修斗のこと好きなのに。


修斗は・・・なんとも思ってない。


だからキスのことだって、なんとも思わないんだ。


「もう、ヤダよ」


ヤダ、ヤダ、ヤダ。


修斗に彼女がいたって言われたときから、もう限界だった。


うんん。


どうかしてたからキスしたって言われたときから、涙をこらえるのに必死だった。