君の隣~サッカーボールを追いかけて~

あれは、なに?


「俺あのとききっと、どうかしてたんだ」


「どうかしてた?」


「いろいろ悩んでて、頭おかしくなってて」


「・・・」


「だから、キスなんか。ごめん、ヤダったよな?」


修斗は不安そうな顔して、私を見て来た。


「うんん。大丈夫」


私はグッと唇を噛みしめ、必死に笑顔を作った。


「私たち、幼なじみだもんね。小さいころは、キスとかしたことあるし」


「そう・・・だよな」


「気にしないでいいよ」


「そっか。よかった」


「でも私、ファーストキスだったんだよ?」


ちょっと修斗を睨む。