君の隣~サッカーボールを追いかけて~

私が家を出たのと同時に、修斗も家から出て来た。


「おはよ」


「おはよう」


ぎこちなくあいさつを交わす。


修斗が私に追いついてきた。


しばらく無言で歩く。


「あのさ・・・」


その沈黙を先に破ったのは、修斗だった。


「この前は、ごめん」


「えっ?」


「その、キスのこと」


「あっ、うん」


「あれはその・・・なんていうかさ」


修斗が頭をかいた。


「あれは・・・」