「ああ。起きたのか?」


「うん。2時間も寝てた」


修斗はベットに座って、なにかしてた。


「入っていい?」


「いいよ」


「何してるの?」


「家で出来るリハビリ」


「ふーん」


ベットの空いてるところに、腰を下ろす。


「足、痛いの?」


「なんだよ急に」


修斗の目が、大きく開かれた。


「さっき、痛いって聞こえたような気がしたから」


「リハビリの途中で痛みが出ることはあるんだよ。でも、たいしたことないから」


「やっぱ、足痛いの?無理しちゃダメだからね」