君の隣~サッカーボールを追いかけて~

最高の先輩たちだった。


今先輩たちは、センター試験に向けて勉強中。


夏中に推薦で大学が決まった先輩も多いけど、私たちが通ってる学校は進学校だから。


国公立の大学を目指す人が多い。


翼部長も沙穂先輩もその一人。


「ねえ、修斗」


「なに?」


「運動出来ると、勉強も出来るのかな?」


「それは違うだろ」


「そうかな?」


「だって、ここに居るじゃん。運動出来なくて、勉強出来るやつ」


修斗が私の左頬を、右手で引っ張る。


「痛いじゃん」


「目、覚めただろ?」


「覚めないし~」