君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「居ちゃ悪い?」


なんか修斗、陽介さん睨んでない?


気のせい?


「別に。バスケ、どう?」


陽介さんも修斗を睨んでる気がしたけど、気のせいだよね。


すぐに私の方を向いて笑顔になったし、それに二人は友達だもんね。


「すごかったです。迫力ありますね」


「また来てくれるかな?」


「あっはい」


私が答えたのと同時に、陽介とチームメイトから声がかかった。


「おう、今行く」


振り返ってそのチームメイトに答えると、私の方を向き直る。


「ねぇ、里穂ちゃん」


「はい?」


陽介さんの身体が、私に近づく。