君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「そんなの、体調悪いとか言って断ればいい話だろ?」


「んーでも、約束は守らないと」


「里穂って、変なところで責任感強いよな」


「そう?約束守るのは、当たり前でしょ?」


「そうだな」


そう言って私の頭をなでる修斗。


「リハビリ順調?」


「まあ」


「まあ、って?」


「それなりに順調ってこと」


「そっか。よかった」


笑顔を向けると、修斗もにこって笑ってくれた。


電車を降りて、体育館に向かう。


席は指定席だから、急がなくても大丈夫。


街灯がついてるけど少し暗い道。