君の隣~サッカーボールを追いかけて~

ペラペラ雑誌をめくる。


「修斗は、海外でサッカーやってみたいと思う?」


「そうだな。一回はやってみたいな」


「どこの国で?」


「ヨーロッパの国なら、どこでもいい」


「ふ~ん」


「俺が海外でプレーしたら、里穂は応援来てくれんの?」


「もちろん」


「そっか」


「でも、飛行機代とチケット代は修斗持ちね」


「ちゃっかりしてる」


グーで、こつんと頭を叩かれた。


「修斗がもしプロになったらね」


「なんだよ」


「最初のサインは私に頂戴?」