「あ~!」


「はい。終了」


修斗に枕を取り上げられた。


「たく、里穂が俺に敵うわけないだろ?叩いても全然痛くないし」


「ムカつく」


「勝手にムカついてれば?」


しれっとそんなことを言い放った。


「はぁ~疲れた。修斗のせいで、無駄な体力使った」


「お前が勝手に暴れたんだ」


「暴れてないもん」


座っていたベットに、ゴロンと寝っ転がる。


「パンツ見えてんぞ」


「キャー!」


慌てて起き上がって、制服のスカートを押さえる。


もう、最悪。