君の隣~サッカーボールを追いかけて~

制服のスカート上から、お尻を触られてる感覚が。


もしかして、痴漢?


どうしよう・・・


嫌だ。


気持ち悪い。


「里穂ちゃん」


沙穂先輩も気づいて、私に声をかけた。


「私、捕まえるよ」


沙穂先輩がそう言って男の人に手を伸ばそうとしたけど、私は小さく首を横に振ってそれを止めた。


だって、沙穂先輩に何かあったらヤダもん。


あと2駅。


それくらい、我慢出来る。


でも、ヤダ。


気持ち悪い。


私は目をぎゅっとつぶった。