君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「へっ?」


思わず変な声が出てしまった。


「お世辞なんて言わないでください」


お世辞だってわかってるけど、恥ずかしくて顔が赤く熱くなる。


「お世辞じゃないよ。ほんとにかわいいな~って思ったの」


陽介さんはさわやかな笑顔でそう言った。


「顔赤いよ?」


「はっ恥ずかしいから」


「ほんとかわいい」


ニコニコ笑顔で、私を見てくる。


「陽介さんは、どうしてリハビリしてるんですか?」


私は、このさわやかな笑顔に耐えられなくて話題を変えた。


「あっ、敬語とかいいよ。固いの嫌いでさ」


「はい」


それで修斗は年上なのに、呼び捨てしてたんだ。