君の隣~サッカーボールを追いかけて~

ちょっと修斗を睨んだら、逆に睨み返された。


その目があまりに怖くて、私は慌てて修斗から視線を外した。


「お前は、何回同じことをやったら気がすむ?」


わっ、お説教。


「気をつけようとは思わないわけ?」


「思ってるけど・・・」


「だったら、なんでまた落ちる?」


「でも、今日は私のせいじゃない・・・もん」


頭の上から、修斗の大きなため息が聞こえた。


「だいたい、怪我してる俺に助けてもらうってどういうこと?」


「うん・・・」


「うん、じゃない」


「ごめんなさい」


「別に謝ることじゃないけど。まあ今日のは、半分桜井のせいだし」


「ごめん」