君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「あの~先輩たち・・・」


「なに?」


私たちは同時に桜井君の方を見た。


「そろそろ離れた方が・・・」


「えっ?」


今の状況を確認する。


修斗に腕を引っ張られて、私はそのまま修斗の胸に倒れ込んだ感じ。


ってことは、くっついてるね。


私たち。


周りには、興味深そうに私たちを見てる生徒・先生。


「やだ・・・」


やだ、やだ、やだ。


ちょー恥ずかしい~


「修斗のバカー!」


それだけ叫ぶと、私は一目散に教室を目指した。