君の隣~サッカーボールを追いかけて~

「ほんとに、ほんと?」


私は慌てて、修斗が座っているベットに近づいた。


「ああ。受けるよ」


ゆっくりと、でも確実に修斗がうなずく。


私は、鼻の奥がつーんとなるのを感じた。


「何、泣いてんだよ」


いつの間にか私は、泣いていたらしい。


ボロボロと涙が止まらない。


「よかったよ~」


私はそのまま、修斗に抱きついてしまった。


「里穂っ!」


修斗がびっくりした声を出した。


「あっ、ごめん」


急いで身体を離す。


自分の顔が、一気に熱くなるのを感じた。