君の隣~サッカーボールを追いかけて~

訳がわからないまま、私はまた修斗の部屋に向かった。


「修斗、入っていい?」


「ああ」


中から返事が聞こえる。


部屋の中に入ると、さっきより幾分表情が和らいだ修斗がいた。


「修斗、先輩たちと何話してたの?」


「里穂」


「ん?」


修斗がはっきりと私の顔を見た。


「俺・・・手術受けるから」


「えっ?」


「受けるよ、手術」


修斗の顔には、覚悟の表情が浮かんでいた。


「ほんとに?」


「ああ」