荷物を置いて、翼部長は床にどすっと座った。
その隣に沙穂先輩、私、優実ちゃんも座った。
「怪我の具合は?」
「別に・・・」
修斗がボソボソ答える。
「ここに来る間に里穂ちゃんに聞いたんだけど、手術しないといけないんだって?」
「はい・・・」
「もちろん、するんでしょ?」
沙穂先輩が修斗に聞く。
「・・・わかりません」
「修斗は、サッカー諦めるのか?」
「わかりません」
「迷うことがあるの?」
「それは・・・」
翼部長と沙穂先輩が代わる代わる質問してくけど、修斗からは歯切れの悪い答えが返ってくるだけ。
その隣に沙穂先輩、私、優実ちゃんも座った。
「怪我の具合は?」
「別に・・・」
修斗がボソボソ答える。
「ここに来る間に里穂ちゃんに聞いたんだけど、手術しないといけないんだって?」
「はい・・・」
「もちろん、するんでしょ?」
沙穂先輩が修斗に聞く。
「・・・わかりません」
「修斗は、サッカー諦めるのか?」
「わかりません」
「迷うことがあるの?」
「それは・・・」
翼部長と沙穂先輩が代わる代わる質問してくけど、修斗からは歯切れの悪い答えが返ってくるだけ。

