静瑠ちゃんと約束をした。祭の日の夜の晩に、携帯にかかってきたんだ。



もし、私と裕斗が離れ離れになってそれでも気持ちが変わらなかったら、認めて欲しいって。



そう言われたら、男として、OKしないわけにはいかないじゃん?



だから、俺はOKしたんだ。知らないのは、裕斗だけ。



因みに、静瑠ちゃんは、隣町に引っ越ししただけだった。



前々から、引っ越しの話は静瑠ちゃんのお姉ちゃん達が考えて居たから、ちょうど良かったのかもしれないね?



あんなに俺の妹には、なってほしくはなかった。
でも、今のあの二人の幸せそうな顔見てたら言えないよね?


裕斗は気付いてるかな?静瑠ちゃんの指には、裕斗が買った指輪がしてある事。


気付いてるよね?裕斗なら……