俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)

ゾクっと寒気がした。何かがやって来る気配を感じながら、私は、遼と丸まっていた。



「遼……どうしょう」


完璧迷子さん。でも、遼は意外にも冷静だ。



「遼?」



「え?何姉ちゃん」



「なんもないよ」



遼は平気らしい。当たり前だよね、まだ昼ぐらいなんだから。



夜までは、まだまだだし。
その前に、迷子さんから抜け出せれば。


と、その時だ。遠くから何かが聞こえて来た。人のような声が……



『る……静留!!』


「姉ちゃん……あの声って」



「ムシよムシ……何も言ったらダメだからね?」



「うん……でも、良いの?理由は知らないけど、探しに来たんじゃない?」



なんで遼が言うのよ。私には関係ないんだから。



『静留……返事しろよ!!』



『会いたいんだよ!!』



『好きなんだよ!!』



嘘ばっかり。



『出て来いよ!!』


『お前なしじゃ生きられないんだよ!!』