俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)

だから、朝から波の音だけが響いている。



『だ~れだ』



不意に誰かが私の目元を抑える。



「え?」



誰?……



甘い香水の匂いで、裕さんだって分かった。



「裕さんですよね」



「俺達って、やっぱり運命の恋人じゃないかって思うな」



「はい?」



「クス、そんな無防備だと俺……」



裕さんは、私の目元から手を放すと、私を振り向かせ、唇をツンツン触る。



「舐めちゃうよ?」



ペロっと舌を出し、自分の唇の端っこをペロリと舐める。



「こんな風にされたい?」



「い良いです!」



一瞬で顔を真っ赤にさせた、私を見て裕さんはクスクス笑った。



裕斗と兄弟だけあって少し似てる。裕斗は、絶対私に笑顔なんて見せてくれない。



好きだって言ってもらえたけど……まだ笑顔なんて見せてくれない。



だけど、私は裕斗が好きなんだ。