俺様(王子)彼氏の危ない罰ゲーム!?(逆ハー気味)

「え?な舐め?」



「クスクス……(さぁ、どうすんだ?)」



「舐めれば、判子くれるの?」



「もちろん!だって、八百屋さんは、知り合いだしね?」



ずるい!私だって知り合いだったら、判子もらえるのに!



「私は……」



その時だ。ガシャンと言う音がし、八百屋さんのお母さんは、ダイコンを持ったままぶっ倒れたのだ。



どどうしょう!私が行ったら、きっと破廉恥だとかなんとか言われるかもしれない。



でも、倒れてるし!放っておけないよ!


私は、そう思って近寄った。案の定破廉恥!と言われながら裕の力を借り奥に連れて行った。



オバサンは、グッタリしながらも私に文句を言うのは、忘れなかった。



布団を敷いて、オバサンを寝かせると、頭にビニール袋に入った氷を乗せる。



気持ち良さそうな表情のオバサンが寝息をたてている。



「(…………)」



裕は、オバサンを黙って見つめている。


好きなのかな?