「どうして黙っていた?

親が離婚した事を。

お前と森が話を聞いた。」

「だって私と先生は・・。」

「確かに卒業まで待っていて

欲しいと言ったが、お前の

辛い事ぐらい聞けるのに!!」と

強く抱きしめた。

「お前の辛さを俺に分けて

くれてもいいじゃないか?

教師として支える事は出来る。」

本当は教師としてではなく

彼氏として支えて欲しいと

言えなかった。

「先生ごめんね。迷惑

掛かると思ったから。」

「俺ってそんなに頼りないか?

お前にとって!!」

言えないよ・・・・。