「堀内。どうした?

こんなところで?」

「先生だって?

何でいるの?」

「晩御飯を買いに

寄っただけだ。

堀内は?どうした?」

と私の袋の中身を

見ていた。

「親が忙しくって

私も晩御飯を買いに

来ただけ。それじゃあ」と

その場を去った。

久美子の言葉が

残って先生を見れない。

女の人と歩いていた。

それだけで先生を

見れない私。

家に帰ってお弁当を

食べても美味しくない。

たまにはお母さんの

手作りが食べたいよ・・。