きみのて

わたしはここまで色々検査をしても、自分はアトピーであると信じて疑わなかった。

わたしが病気であるはずがない。

健康であることが取り柄みたいなもんなんだから。


今日も母が付き添ってくれていた。


「アトピーか、こうげん病っていう病気かもしれないんだって。」

「膠原病!?」


母の顔色が変わった。


余計な心配をさせてしまったかな。


「でも、レントゲンで心臓や肺に異常もないみたいだし、家族にもそんな病気の人はいないし、念のための検査だよ!」


わたしが何を話しても、もう母を慰めることはできないようだった。