きみのて

宿泊したそのホテルに偶然働いていた陸の友達と、勤務が終わったら一緒に飲むことになった。



「ごめんね?こんなことになって。」



陸が申し訳なさそうに言う。



「全然いいよ!楽しそうだし!」

「そういえば、いつ頃終わるか聞いてなかった。
部屋を空けれないんだけど・・・」



と、陸が話しているうちにピンポーンとチャイムが鳴った。


わたし達は顔を見合わせ、早いね!と笑った。


陸の友達は、一緒にホテルで働く彼女を連れてきて、ラブラブぶりを披露した。

陸の友達から聞く陸の話は新鮮で、とても面白かった。

わたし達の旅行は、そんな意外な展開で、あっという間に終わってしまった。