きみのて


わたしは待った。
陸が来てくれるのを、何も考えずに待った。


頭の中はからっぽで、陸が今どうしてすぐ駆け付けてくれるのかとか、そんなことを思いながらも答えは出ず、期待だけが静かにそこにあった。