次の通院日、わたしは体調不良を医師に訴えた。

食事をすれば腹痛に悩まされ、動悸で眠ることもできない。


「本来なら、飲むとき入院しなきゃならないような薬だから、生活は入院しているような気持ちで、8分目にね。」


医師はそう言うと、腹痛の薬や、安定剤を出した。




とうとうバイトへも行けなくなってきていた。

具合が悪く、起き上がることができない日は、休む以外にどうしようもなかった。

具合が悪くて、どうしようもなくても、休むって言わなきゃならないのは辛いことだった。