「裕、あありがとう!」



いつの間にか私は、ガクンと床に座り込んでいた。精一杯声を出して言った言葉に裕は、にっこり笑って気にしないで?と微笑みかけてくれた。



その日から、私は、裕が気になり始めたのだった。



もちろん、罰ゲームは成功した。証拠の判子を持っていったら、裕斗は頭を撫でてくれた。




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