おじいさんは今、満開の桜を咲かせていて、 私にそっと笑いかけてくる。 木陰に漏れる光を浴びながら 優しいあなたに腕を回して、あなたの鼓動に耳をすます。 ドクン…ドクン…。 聞こえるよ。 生きてるよって声。 ちゃんと聞こえる…。