「アタシ嘘、ついてたのに普通に普通だから。嬉しい。」 すらすら色紙の上にペンを走らせながら言った。 「当たり前でしょ??」 史奈が言った。 史奈に続いて鞠那も言う。 「友達、なんだから。」 アタシの手が、止まった。 「嬉しい。そんな事言われたの初めて。」 「これからいくらでも言ってやるわよ。」 ってまた鞠那が付け足す。 もぅ、まじ嬉しいなぁ。