女子高生漫画家ノ恋愛



「小でも洗いなさいよぉ。汚い子ね。」



はい、お姉さま。



ごほん、と咳払いしてこの腐った空気を何とかまさおは変えようとする。


「手、治ってきた?」



「全然。早く、治んないかな。」



自分の手を見つめていう。



「気ぃつけろよ。」


だってあんなにつおいスマッシュ打つとは思わなかったし。



「これからはね。」